鳥類によって伝染する代表的な病気

ハトをはじめとする鳥類は、以下のような病気を媒介する可能性があります。これらの病気は人間や家畜に感染するリスクがあるため、適切な衛生管理が重要です。

• サルモネラ中毒

  鳥類の糞便や巣に存在するサルモネラ菌が原因で、消化器系に感染症を引き起こします。

• クリプトコッカス病

  鳥類の糞便に含まれる真菌が原因で、肺や中枢神経に感染することがあります。

• オウム病

  クラミジア菌の一種が原因で、鳥類から人間へ感染し、発熱や肺炎の症状を引き起こす病気です。

• ニューカッスル病

  主に鳥類間で伝染しますが、人間が感染すると結膜炎などの症状を引き起こすことがあります。

• ヒストプラズマ症

  鳥類の糞便に含まれる真菌が空気中に舞い、これを吸い込むことで肺に感染する病気です。

これらの病気を防ぐためには、鳥類の糞や巣を速やかに除去し、消毒を徹底することが重要です。また、鳥類が棲みつかない環境づくりも効果的です。